2011年9月から IIDA Japan Chapter のPresidentとして 会を活性化するために二つの大きなプロジェクトを立ち上げました。 将来に向けて 皆で一緒に協力して進められること、一つは 東北の被災地支援と もう一つはアジア諸国とコラボして新しいデザイントレンドを構築するという 大きな大きな夢です。こちらのアジアとのデザイン・コラボの話は別の時にお話ししたいと思いますが ここでは私達の Rainbow Project 東北支援活動について お話します。
2011.3.11 は恐ろしい体験でした。 東京に居た私でさえ 今までの長い人生(結構長い!)の中で一番恐ろしい思いをしたのですから 現地の方達はどんなに怖かったでしょう。あれから一年半経ちますが まだまだ大変なおもいをしていらっしゃる方が大勢います。 忘れないでほしいと 仰っています。 日本人として何かしたい、役に立てることはないか??? これをIIDA Japan Chapterとして取り上げました。
『将来を担う子供達に笑顔を』を目的にして情報を集め、色々な方のご協力を得て 今年 2012年3月に Rainbow Project という名前を付けて本格的にこの活動が始まりました。こちらから向こうへ、私達から子供達へ 顔が見える相手へ幸せを送る、虹・夢の懸け橋を架けよう!とスタートしました。ここからは真柄さんがお話し下さると思いますが 色々なご協力を得て石巻の「保育園あいはら」との出会いがありました。支援先を「保育園あいはら」に決めたのは 実はこの保育園の震災前のHPを見た時に この園のマークが虹だったので ここに運命的なものを感じました。又このHPの園児の課外活動に英語教室というのがありました。 私はこれを見て この園長先生が何と前向きな先生なのだろうと思い ここにも何か運命的なものを感じました。International Interior Design Associationという私達の会との共通点を感じ 相手はここにしようと思いました。
支援先が決まると協力して下さる企業が次々に出てきて下さり 賛同して下さる方の輪がどんどん広がり、とても良い方向に進み始めました。この先は真柄さんにレポートして頂きますが 私が感動したのは 小屋を建て終わった時の男性陣の疲れたけれど満足げな顔、出来上がった小屋の中に入った時の子供達の笑顔、輝く目、そして記念品の贈呈式の時の園長先生の涙、そして何よりも参加した人達全員が『参加して良かった』と言って下さった時、すべて本当に嬉しくて こちらも涙が出ました。 このプロジェクトをやって良かった!!
角田嘉代子・Kayoko Tsunoda,IIDA
IIDA Japan Chapter President
posted by IIDA日本支部 at 16:31|
Rainbow project
|

|