2012年10月02日

笑顔に会えた


今回のプロジェクトに駆け込みで参加させていただきました。

今までは少額ですが募金をするということくらいしかできませんでしたが、
インテリアに携わる者として、東北に赴き、暮らしに笑顔を増やすお手伝いが
できる機会を与えていただきました。

東北の為に何かしたい!!

そうは思っていても、ひとりでは力が小さくなかなか役に立つことも出来ませんが、
チームでならいろんなことが出来るんですよね。
今回の園児たちの笑顔に会えて、そう思いました。

一緒に陶ジャリを貼ってアートを作ったり、“好きなもの”のお絵描きをしたり、
おしゃべりしたり、、、純粋に楽しかったです。
ボートハウスをグルグルと走り回るあの姿にホロリときたのは私だけでないはず。

何事もそうですが、当日より準備の方がその何倍も何十倍も大変だったと思い、
真柄さんを始め、本当にこのプロジェクト携わった皆様に感謝致します。

そして、なんと!!このプロジェクトは続きます。
今回のハッピーツリーは、二本目、三本目と続きハッピーフォレストへと進化すると…
このパワーこそが、笑顔を作り出すミナモトなのかも…と、思います。

原口恭子




posted by IIDA日本支部 at 00:44| Rainbow project | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月28日

保育園あいはら

この度は、IIDAのRainbow Projectで東日本大震災の支援のお手伝いをさせていただきました。
あれから約1年半が経ちましたが、被災地の方々のために何かできればと思っていたので、この機会を与えていただいた角田PresidentはじめIIDAの皆様ありがとうございます。

今回、私は現場作業のお手伝いをさせていただきましたが、出来上がったボートハウスを見て「さすがだな、こんな素敵で可愛い物置を作るなんて!」と思いました。
例えば、益子焼の再利用ということで、陶器の破片の角を取ったものをタイル変わりにアクセントとして扉に貼ったのですが、これがピッタリで有るのと無いのとでは印象が変わります。
もちろん他にも沢山素敵なアイデアが満載でした。
私たちの作業中はお行儀良くお利口さんにしていた園児たちが出来上がったボートハウスを見て、その中をくるくる走り回ってる姿を見たときは、こちらが逆に癒されてしまいました。
当初の予定は物置だったようですが、今は子供たちの遊び場になってるようで嬉しいです。

残暑厳しい中、ボートハウスの組み立てをやっていただき頼もしかった男性陣、「必要なところに必要な支援を」ということでゼロから支援先を探し、準備を進めて下さったお2人、他にも関わられた多くの皆様本当にお疲れ様でした。

今回なによりも感動したのは、園長先生たちの笑顔と、苦しいなか復興に向け力強く前向きに進んでらっしゃる姿でした。可愛い園児といい、私が逆に被災者の皆さんから元気と勇気をいただきました!023.JPG

藤原 真砂美



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2012年09月22日

参加できてよかった。

震災以降、被災地に在住の私は通常業務による震災復旧の仕事が忙しく
なかなか周りを見渡すことがなく一年半がたちました。

この「Rainbow Project」のお話をいただいてもメンバーの皆々様と一緒に
行動することができずいずれはと思っていました。

支援先が石巻の「保育園あいはら」に決まりボートハウスをプレゼントと聞き、
スケジュールを連絡いただきやっとお手伝いができると思いました。

日頃、仕事で一緒のメンバーへ声を掛けたところ即答で参加が決まり、
プロジェクトの前日にも一人参加が決まりボートハウスの組立の予習をし
当日、メンバーの方々に安心を届けることともにIIDAとしての信頼を
保育園の皆様に与えることを目的とし作業スケジュールを内々に決めました。

ボートハウスの組立が進んでいくと同時にメンバーの皆様が
次々と作業に参加していく姿を見ているとこれが復興への道と思いました。
今回、復旧ではなく復興への参加ができたことに感謝しております。

小柴 裕、Yutaka Koshiba, IIDA
IIDA Japan Chapter, Sendai
代表取締役 SLOW HAND 株式会社133 (640x480).jpg

posted by IIDA日本支部 at 16:18| Rainbow project | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月16日

「自分に何ができる?」

震災時はたくさんの方から、「何かしたいけれどもどうしたらよいでしょう・・」との連絡がありました。
それは被災地に住む私個人とて同じことで「自分にできることは・・」と常に問いかけながら今日まで参りました。IIDAが具体的に「将来を担う子供たちを支援する」という素晴らし根幹のもとに動き出されましたので、こちらでできることは精一杯やらせていただきました。
幼稚園・保育園を回り状況を支部に投げました。車で回りながら数か所の園の写真やあたりの状況を撮っていると、ここでどれだけすごいことが起きて、どれだけの人たちが叫びながら亡くなっていったか・・と思い出され、とても重い気持ちになりました。
足で歩き確認するにつれて幼稚園と保育園の管轄の違いで支援の仕方も違うこと
認可と認可外でも大きな違いがあること、市の方も一生懸命やっておられても、事の大きさに対応が追いついていないこと・・など問題がたくさんあり・・IIDAの支援活動のお手伝いはいつのまにか「自分に何ができるか・・」に代わっていました。門脇地域に小さな小さな温かな虹をかけてくださって本当にありがとうございました。またひとつになる楽しさを教えてくださった皆さまに感謝です。

長塩小夜子,IIDA
IIDA Japan Chapter, Sendai192 (800x600).jpg
posted by IIDA日本支部 at 07:23| Rainbow project | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月14日

アクションから広がった素敵な輪

 昨年プレジデントが角田さんに替わられてから社会貢献の一環として東日本大震災被災地への支援をすることが決まり、そのプロジェクトリーダーを任されました。
 パリのメゾン・エ・オブジェでのチャリティ商品の購入、7月のチャリティイベントの開催とある程度スケジュールが決まっていても、どこの誰に支援したら良いかと言うのが一番の問題でした。
 とにかく一度仙台に行ってみよう!百聞は一見にしかずのはず……。それが4月でした。
しかし、いざアクションを起こしてみると、次々輪が広がっていきました。
 現地に日本支部メンバーがいたのも大きなことでした。長塩さんから情報が集まり、6月には石巻の市役所の方、保育園あいはらの園長先生にもお目にかかることが出来ました。
私たちデザイナーに出来る支援と言えば、可愛い保育スペースを作って差し上げることと考えていましたが、先生からの欲しい物の申し出は物置でした。
??どうしたら良いか?カタログにある物置を贈ったのではあまりに夢が無いのでは?
子供達には本物の木(無垢の木)を知って欲しいと考えて、ご相談したのが木場の大蔵木材さんでした。
そこから高広木材さんをご紹介頂き、具体的な形が見えてきました。
 いろいろ支援はしたいと思っても限られた予算の中で出来ることも限られています。
イオニアさんからは輸入の可愛い生地をご提供頂きました。そして縫製も仙台のホームテックスさんがご協力くださいました。ボートハウスで手一杯のはずが本体のカーテンまで支援することが出来ました。館銘板のタイルを作ってくださった石原先生、トウジャREを送って下さった鈴木様、お礼を申し上げます。
 ボートハウスはキットなので日曜大工の好きな大人が何人かいれば作れるとのことでしたが女性の多い会としてはとても不安でした。そこを会のメンバーである小柴さんがお仲間(仙台‘S SEVEN)を集めてくださいました。
石巻に来て下さった24名の皆様、本当に有り難うございました。
 このプロジェクトに参加して、大変なことも有りましたが、皆さんの暖かい気持ちに触れることができ感謝の気持ちで一杯になりました。保育園あいはらもこんなに賑やかになりました。
20120914.JPG

(Rainbow Project担当 眞柄 則子)
posted by IIDA日本支部 at 13:23| Rainbow project | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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