昨年プレジデントが角田さんに替わられてから社会貢献の一環として東日本大震災被災地への支援をすることが決まり、そのプロジェクトリーダーを任されました。
パリのメゾン・エ・オブジェでのチャリティ商品の購入、7月のチャリティイベントの開催とある程度スケジュールが決まっていても、どこの誰に支援したら良いかと言うのが一番の問題でした。
とにかく一度仙台に行ってみよう!百聞は一見にしかずのはず……。それが4月でした。
しかし、いざアクションを起こしてみると、次々輪が広がっていきました。
現地に日本支部メンバーがいたのも大きなことでした。長塩さんから情報が集まり、6月には石巻の市役所の方、保育園あいはらの園長先生にもお目にかかることが出来ました。
私たちデザイナーに出来る支援と言えば、可愛い保育スペースを作って差し上げることと考えていましたが、先生からの欲しい物の申し出は物置でした。
??どうしたら良いか?カタログにある物置を贈ったのではあまりに夢が無いのでは?
子供達には本物の木(無垢の木)を知って欲しいと考えて、ご相談したのが木場の大蔵木材さんでした。
そこから高広木材さんをご紹介頂き、具体的な形が見えてきました。
いろいろ支援はしたいと思っても限られた予算の中で出来ることも限られています。
イオニアさんからは輸入の可愛い生地をご提供頂きました。そして縫製も仙台のホームテックスさんがご協力くださいました。ボートハウスで手一杯のはずが本体のカーテンまで支援することが出来ました。館銘板のタイルを作ってくださった石原先生、トウジャREを送って下さった鈴木様、お礼を申し上げます。
ボートハウスはキットなので日曜大工の好きな大人が何人かいれば作れるとのことでしたが女性の多い会としてはとても不安でした。そこを会のメンバーである小柴さんがお仲間(仙台‘S SEVEN)を集めてくださいました。
石巻に来て下さった24名の皆様、本当に有り難うございました。
このプロジェクトに参加して、大変なことも有りましたが、皆さんの暖かい気持ちに触れることができ感謝の気持ちで一杯になりました。保育園あいはらもこんなに賑やかになりました。

(Rainbow Project担当 眞柄 則子)
posted by IIDA日本支部 at 13:23|
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