ある時工房の“Hung In There”とプリントされた「がんばっぺしバック」にお財布を入れて近所の美容院に行きました。お店の人が目ざとく見つけて「それ何?」というのでミシン工房の話をしました。するとそのオーナーが「それではいくつかレジの横に置きましょう!」と言ってくださいました。これを買ってくださった人はきっと東北に思いをはせてくれることでしょう。
また、私のクライアントのある病院に行った時、雑談の中でミシン工房の話をしました。
その病院は長年チャリティーバザーを開いていますが、今年はミシン工房の製品をバザーに出したいと企画してくださいました。そして、モノを売るだけでなくその存在を知ってもらうのも支援の一つということで、畳一畳分の大きなポスターを作成してくださいました。5月24日の五月晴れの土曜日に駐車場で食べ物の屋台などと並んでバザーが開かれ、たくさんの人たちが「南三陸ミシン工房」のことを目にしてくれました。
その写真をミシン工房さんに送ったら「今まで自分たちで開催したイベントでもこれほど大きなポスターを作ったことはない」と喜んでくださいました。
被災から3年たつと3月11日には黙とうをしてもあとはつい忘れがちになっているのではないでしょうか。
私達もいまだ厳しい状態の中で頑張っている南三陸の女性たちのことを思い出し、人に伝え、東北のことを忘れないようにしたいものです。
高桑

ミシン工房の製品の数々と製作者の女性たちの笑顔

来場者は若いパパたちもたくさん

トートバッグや巾着、がんばっぺしバック

マナトレーディングのファブリックを使ったオリジナルポーチや巾着