2012年05月24日

魅惑のブダペスト旅日記

パリ視察旅行の最後にハンガリー・ブダペストを旅しました。
以前から行きたいと思っておりましたブダペスト市内観光は感動の毎日でした。

今回ツアーのメンバーよりホテルを早めに出発し、パリドゴール空港から一路ハンガリー・ブダペストへ向かいました。約2時間のフライトで夕刻ブダペスト フェリヘジ空港へ到着しました。友人夫婦の久しぶりの再会です。
リビングには暖炉に火が灯り暖かく、そして手作り料理で歓迎してくれました。シャンパンで乾杯。手作りのソーセージに下鼓を打ち、尽きぬ話題に夜が更けるのを忘れ、体から力が抜けていきました。
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そして翌朝パリの空と違って抜けるような青空でやや寒さを感じましたがそれでも例年より暖かな冬だそうです。
友人宅より電車で30分程でブダペスト市内東駅(ケレティ)Keleti pu 駅へ到着です。
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東駅(ケレティ)keleti pu
この駅は国内線、国際線が発着します。昔イタリア・ベニス・サンタルチア駅からブダペスト行きの夜行列車を駅で見たのを思い出しました。
ご覧の通り荘厳な造りの建物です。ヨーロッパの駅舎は哀愁を感じさせます。

トラムに乗ってデアーク広場で下車しカローィ通りを散策してシナゴーグがあります。ユダヤ教の教会です。ヨ−ローッパで一番大きなユダヤ教の教会だそうです。
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シナゴーグ(ユダヤ教教会)

この界隈は古い町並みです。歩いてドナウ川自由橋のたもと近くにブダペスト最大の市場で買いものをしました。フォアグラペースト缶詰、パプリカな粉末など。
2Fにはハンガリーファーストフード店があります。陽がな年金暮らし?の老人の方がワインを片手に楽しそうにおしゃべりをしています。揚げパンにサワークリーム添えの軽食を食べました。さっぱりとして美味かった。
2Fお土産屋さんにはカロチャ刺繍など沢山あります。ジャスト・ショッピングをしました。


市内散歩を楽しみそして昼食にはファーストフード店でカバブー(トルティアのようなもの)
牛肉と野菜がたっぷり入ってます。茄子を揚げてサワークリームであえてあります。
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高い尖塔が聳えるゴシック様式の聖イシュトバーン大聖堂です。
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正面入り口のエンタシスの荘厳なこと素晴らしいです。
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ステンドグラスや宗教画、大理石の柱、ドーム等にはフレスコ画が厳かなドームの中にに威風堂々と見る物に威厳を与えております。
壁の文様、色使いビザンチン様式です。正面主祭壇があります。
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奥に進むとガラスケースに保管されている建国の父である聖イシュトバーンの右手のミーラー葬られてあります。
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更に角度を変えて大聖堂全景IMG_2975.JPG

こんなところにまで“スタバ”があります。
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どなたかこんな光景の写真がありましたね。私もエレガントを売りにしておりますが・・・?

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アンドラーシ通りを散策IMG_2979.JPG
ビクトリア ティーカップ&ソーサー

そしてコーヒーブレイク。1Fはブックショップ2Fカフェ&ケーキショップはご覧の通りバロック様式造りでフレスコ画、金箔がまぶしいほどです。昼間からピアノ演奏が入ってコーヒーが何と300円はしない金額でした。IMG_2985.JPGIMG_2988.JPG


国立オペラ劇場ファサードはネオルネッサンス様式で重厚感あふれる建築物です。
劇場の入り口左右にはこの劇場の設立者でありハンガリー国歌の作曲者でもあるエルケル・フェレンツと作曲家のリストの銅像が建っています。
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国立オペラ劇場

ゲツレートの丘の麓からペスト地区に架かるエルジェーベト橋
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夕食後はオペラ劇場でモダンバレーを鑑賞しました。
写真のボックス席は大変美しいエルジェベト皇妃がお気に入りの『シシィ・ロージェ』と呼ばれたこの席は舞台は見にくいのですが全席から自分の姿が見える席が大の気に入りだったそうです。客席の椅子は木造りでシート部分もその当時のままの物です。
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私たちは昼間から外出でしたので平服でしたが、普段着の方から着飾った方々まで千差万別のスタイルです。IMG_3006.JPGIMG_3016.JPG
幕間の休憩タイムを楽しむ人々

翌日首都ブダペストはドナウ川をはさんで西岸ブダ、東岸は平たんなペストとこの一帯を散策しました。この市内は世界遺産に登録されています。

グヤ―シュハンガリーを代表するパプリカ煮込みスープです。具はソーセージ、いんげん豆などにサワークリームがトッピングされています。
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ホットチョコレートドリンクいただきました。とろりと濃縮なチョコレートに生クリームがたっぷりついて
¥350位


そして王宮の丘を散策IMG_3026.JPGIMG_3029.JPGIMG_3033.JPG
憧れの町並みです

ブダの丘に目につく高い尖塔の建物ゴシック様式のマーチャッシュ教会があります。
カラフルな屋根は陶磁器で有名なジョルナ製で出来ています。
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宝物室に行くと素晴らしいものが飾られています。

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マーチャッシュ教会全景

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漁夫の砦
ドナウ川に沿ってネオロマネスク様式で建造された回廊になっております。
建物が幻想的です。対岸のペスト地区を望む絶好のビューポイントです。
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手前の古い町並みは一部に温泉施設があります。

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三位一体広場

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聖イシュトヴァーンの騎馬像

オフシーズンのためか観光客もなく静かな街めぐりを堪能出来ました。
空模様があやしくなって雪がちらつき始めました。

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大統領府前の衛兵とパチリ
衛兵は私たちの行動に笑ってました。
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国立美術館広場

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国立美術館広場

バスで下りペスト地区を散策ブダペスト随一の繁華街は活気がありました。
広場の一角に“ジェルボー”があります。皇妃エリザベートや作曲家のリストも訪れたというカフェ&ケーキショップがあります。店内はロココ様式と豪華なシャンデリアがありクラシックな店内です。
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ジェルボー


≪ここで少しハンガリーの歴史の一部を解説します。皇妃エリザベートが話題に出てきますがどういうことでしょうか?
ハンガリーは1848の年独立戦争でハプスブルグ家によって鎮圧されたが1867年には国力の衰えたオーストリアと和約を結んで二重帝国となりました。
ウイーンハプスブルグ皇帝フランツ・ヨーゼフと皇妃エリザベートはブダの丘のマーチャッシュ教会でハンガリー王国として戴冠式を行いました。エリザベート(愛称シシィ)はハンガリーを愛し側近をハンガリー人で固めハンガリー語をマスターし独立運動を支持し、そしてハンガリー国民から大変慕われたという歴史があります。≫

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ヴァーツィ通りは歩行者天国です。

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コーヒー&ケーキショップの建物 窓の上部の絵がかわいい
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西洋美術館ハンガリーの画家や世界の巨匠の作品が展示されていました。

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英雄広場
ハンガリー建国1000年を記念して1896年に造られたブダペスト最大の広場。
広場の中央には大天使ガブリエルがそびえ高さ35mが建っています。

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地下鉄で移動
地下鉄は日本でいうところの丸ノ内線ほどの深さです。エスカレーターはフランスよりスピード
があります。慣れるまで怖いです。

滞在最後の夜の食事はドナウ川のほとりの店でハンガリー料理でをいただきました。IMG_3104.JPGIMG_3106.JPGIMG_3110.JPG
フォアグラのグリルパプリカ味この独特の風味がたまりません。またいただいてしまいました。
ハンガリーワインとジプシー音楽の生演奏に酔いつつ最後の夜は更けて行きました。

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フェリフェジ空港ターミナル

短い滞在でしたが友人ご夫婦のお蔭で目いっぱいブダペストの休日を楽しむ事が出来ました。次回は気候のいい時期にゆっくりとハンガリー周辺諸国を含め旅したいと思っております。

今回のフランス視察旅行でそれぞれの皆様の感性でパリ、フランス地方都市、他素晴らしいレポート報告をお届け出来ました事大変嬉しく思います。
フランスでは皆様の情報収集のお陰で堪能出来ました事、感謝いたします。
次回はより充実した旅をしたいと思っております。

IIDA Japan chapter Paris Tour 最後を締めくくらせていただきます。
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。
posted by IIDA日本支部 at 18:58| パリ視察旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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