2012年05月08日

アルザス・ストラスブールへの旅

コルマールの街を散策した後、夕方6時頃の電車でストラスブールへ向かいました。ストラスブールの駅は古い駅舎をガラスで覆って新旧がうまく組み合わされています。

・ストラスブール駅舎。夜見るとなかなか幻想的です。
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ここからタクシーで今宵の宿「オテル・クール・デュ・コルボー」へ。取り壊し寸前だった中世の建物を改装した素敵なホテルです。コバッチと興奮して写真を撮りまくりました。
詳しくは彼女のブログ「旅で出会った宿」をご覧ください。夜、街に出て、地元らしいレストランへ行きました。これも詳しくはコバッチのブログ「旅で出会った食」をご覧ください。

・ホテル近くの夜景。旅の序章としてはかなり期待できます
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・ホテルで教えてもらったレストランがなかなか見つからず異国の夜の路地裏を探索
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・やっと見つかった!!このレストランで夕食をいただきました
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さて、翌日は街探索です。ストラスブールはラテン語で「街道の街」という意味だそうです。イル川に囲まれた中が旧市街地で観光の中心地です。カテドラル地区とプティットフランス地区に分かれています。カテドラル地区には13~14世紀に建てられたノートルダム大聖堂があります。ゲーテが「荘厳な神の木」と称したそうです。中には人の人生を表現した「天文時計」があり12時に鐘が鳴ります。またその横には最後の審判を柱で表した「天使の柱」がそびえたっています。プティットフランス地区はユネスコの世界遺産に登録されています。コルマールが可愛い街というならばこちらはシックな大人の街といったところです。

・ストラスブール探索スタート・・・美しい石畳に一歩を踏み出しました
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・ノートルダム大聖堂外観
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・入口とその上部のアイアンワーク
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・内部のステンドグラス
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・天文時計
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・天使の柱
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・大聖堂の前に立つ16世紀末の木造建築で有名なレストラン「ラ・メゾン・カメルゼル」
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ストラスブールでは多くのお菓子屋さんを見かけました。フランス人てお菓子が好きなんですね。1月のお菓子「ガレットデロア」を売っている光景も多く目にしました。「フェブ」という可愛いミニチュアの陶器が入っていてそのピースに当たった人が王冠をかぶるというフランスの1月の風物詩です。近頃は日本でも売られていますが、「フェブ」を飲み込まないように別にオマケのようについています。過剰な安全策で味気ないです。そう、旅行前のミーティングで水嶋さんと原口さんが当たったあれです!!

・この地方らしいアンシーの柄のテーブルクロスに置かれた「ガレットデロア」
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・見ているだけで楽しくなるお菓子たち。
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・お菓子ばかりではありません。ウィンドウ越しになにやらマスターが思案げ?1杯飲みたくなるお店もいろいろあります。
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ストラスブールは「クリスマスマーケット」発祥の地ということだからでしょうか、コルマールと同じように1月中はクリスマスデコレーションが残っているところがたくさんありました。
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・ちょうど取り外しているところに出くわしました。
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もう一つ、ストラスブールで有名なものは「こうの鳥」です。産婦人科の仕事をしている私にはぴったりの街かもしれません。お土産に買った絵葉書を額装しました。横にあるポッテリとした陶器は本来はもっと大きくて土鍋として使うもののようです。
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では、いよいよストラスブールらしい町並みをご紹介しましょう。プティットフランスと呼ばれるイル川に沿って並ぶ家々です。
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・セピア色の写真で見るとこの街の雰囲気がより一層伝わります
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・でもこの地で新しい家を建てるならどうしましょう・・・こんな家もありました
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また、この地で会った人たちも印象に残りました。大人の感じの素敵な人たちを多く目にしました

・イル川に架かるとある橋
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・一人の男性が人待ち顔に佇んでいます
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・「まだかな・・・」
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・橋の反対側に迫力のマダム。この人ではなさそう・・・ちょっと雰囲気が違う。
咥えタバコのアコーデオン弾きが気になるのかチラリと目をやります。
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というように色々と想像を掻き立てられる異国の街なのです。

・そして極め付けが片手に花束を持って街を闊歩していたこのマダム。「カッコよかった!」
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・で、私はというと「シックで物憂げな女性」を目指しているのに何故かこんなんです
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今回はストラスブールらしくシックで落ち着いた感じのブログにしたかったのですが、あれもこれもと並べていたらとりとめのないモノになってしまいました。アルザスはパリから1泊で足を延ばすには恰好なところです。是非皆さんも行ってみてください。
2回にわたってお付き合いくださり有難うございました。高桑 郁代
(写真の多くを小林さん撮影のものをお借りしました。)

posted by IIDA日本支部 at 16:23| パリ視察旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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