今回は旅で出会った「食や感じた事」を書いていきたいと思います。
私たちの体験が少しでも皆様のご旅行のお役に立てたらうれしいです。
お付き合い下さい。

Diner 19.Janvier [Capucine Café カプシーヌ カフェ]
Paris到着後、それぞれの買い物を済ませ 夕食を取るため
お店を探してマドレーヌ寺院近辺を歩いていました。
みなさんのお疲れの表情を拝見すると限界かな・・・と思っていた所、
赤く光るお店を発見。怪しい光が救いの光に見えました。
ギャルソンさんに温かく迎えられ、お料理は想像以上に美味しく、
Pari到着日は満たされた気持ちになりました。
フォアグラ、ホタテのソテーは最高です。
角田さんの写真をお借りしました。



Diner 20.Janvier [A&M]
Maison&Objetの買付が終わり、夕食の時間、
友人が安くて美味しいと教えてくれたビストロへ。
ブローニュの森の先、16区に有る日本人シェフが経営されるお店に行きました。
角田さん、眞柄さん、塩田さんは
タクシーで途中降ろされるアクシデントに見舞われましたが 無事到着。
インテリアもテーブルのコーディネートもセンス良く、心地よい空間。
シェフ福山さんが温かく、メニューの説明をして下さり、
食べたい物を安心して選べる事は うれしいですね。
繊細な日本の感覚とボリュームはフランス!
アッシュ・パルマンティエやカモのソテーは美味しく、沢山のフランス人で賑わっていました。



Diner 21.Janvier [Sensing センシング]
Parisでの夕食会、「せっかくの機会なので美味しいお店を選びたい。」
細井さんと悩みました。
行った事のないお店選びは難しい。情報しかありません・・・食べるまでドキドキです。
★★★レストラン、グランヴェフェールのグランシェフ、
ギー・マルタンが経営する★レストランに行きました。モンパルナスの近くです。
色のセンスの良いインテリア、イブ・サン・ローランのディレクターが携わっているそうです。
お料理には フランスらしい食材、コンテチーズやフヌイユが添えられていました。
塩味が効いたお料理にワインと楽しいおしゃべり、
その日のテーブルは華やかでした。





Petit déjeuner 23.Janvier
[La table de huit ラ・ターブル・ド・ユイット
/ La Maison des Champs-Éysées ラ・メゾン・デ・シャンゼリゼ]
2011年7月にopenしたマルタン・マルジェラが内装を手掛けたホテル、
朝食を食べに行きながら 見学に。
8区、オスマニアン様式の由緒ある建物の中に入ると
モノトーンのエレガントな雰囲気に包まれます。
床や壁には だまし絵の装飾が施され、クラッシックとモダンの美しい世界。
目を潤した後、11人は朝食のバイキングに向かいました。パン、デザート、果物さえも
何かステキです。朝から豊かな気分でした。


Déjeuner 23.Janvier [Le Comptoir ル・コントワール]
料理の先生やフランス特集の雑誌で必ず出てくるおススメのビストロ、
行ってみたい気持ちは有りながら行列でとても 入れると思っていませんでした。
当日、クリニャンクールの帰り道、時間を見ると14 :00.
7人は望みを掛け、サンジェルマン・デ・プレに向かいました。
お店の前には数人の列、少し待てば お店に入れるなんて、なんて幸運!
早速 隣のムッシューたちにおススメを聞いて、サラダニソワーズ、サラダグルマン
、コート・ド・ボーを頼み完食。
おすすめミルフィーユはシェア。
塩田さんの「私の分 取らないで!」の悲鳴にも近い声は届かず、お皿は空に。
どれだけ美味しかった事かは ご想像にお任せします。



Diner 24.Janvier [L'Opéra restaurant ロペラ・レストラン]
Parisに来ると オペラ・ガルニエを目にしながら何度も その場を行き交います。
2011年7月にレストランを開設。
この由緒ある建物にレストランを作る事は論議と時間を必要とする大変な事だったようです。
設計者シャルル・ガルニエにレストランの構想はあったそうですが このOpenを喜んでいるか ご自身がやりたかった事か・・・。
赤と白のインテリアにスタッフの衣装は黒。
夜は少し おすましして行った方が良さそうです。
朝7:00~夜24:00まで灯りが灯っている事はパリの人にも旅人にも心強い事でしょう。




Petit déjeuner 25.Janvier [L'Hotel Daniel ロテル・ダニエル]
一緒した皆さんと別れ、寂しい、気持ちでしたが、
Ionia藤井さんと合流、高桑さんと朝食偵察隊してきました。
Parisでは数が少ない ルレ・エ・シャトーに加盟するホテル。
確かに 食事をしただけでも シノワズリやジュイを施された空間は美しく、独特な空気感
、温かいサービス、居心地の良さを感じます。
朝食も美味しく、かなりテンション上がります。
泊まってみたいホテルです。




Déjeuner 26.Janvier
[La Maison des Téte restaurant ラ・メゾン・ド・テット]
今回の旅の目的のひとつ、アルザス滞在。
Paris東駅からTGVでおよそ2時間半、コルマールの街を訪れました。
フランス、ドイツの戦火を逃れた旧市街はドイツ風の古い建物が残っています。
そのひとつ、1609年建造の「頭の家」という名のホテルのレストランで昼食。
室内には昔のストーブが置かれています。
そんな中、フォアグラのムースやパテ、シュークルート、ソーセージなど
アルザス特有のお料理をいただきました。
アルザスのワインはフルーティー、忘れられません


Diner 26.Janvier [Chez Yvonne シェ・イボンヌ]
高桑さんの体調が優れず、少し軽めの食事をしたいと伝え、ホテルのスタッフに教えてもらったお店。
アルザスらしい内装にお料理は十分 重めでした・・・。




Déjeuner 27.Janvier [ストラスブールのカフェ]
「街道の町」を意味するストラスブール、フランスとドイツの間で戦いが繰り返され、
何度も国が変わるという大変な思いをしている重い歴史の有る場所。
両国の文化が魅力的に混じり合い、「アルザシアン」、人の心の懐も深いと聞きました。
確かに道を尋ねると ドイツ語アクセントのフランス語で話す子供たちに出会い、
メニューにはひとつの料理にフランス語、ドイツ語、英語が書かれています。
荘厳なノートルダム寺院とプチ・フランスを見学した後 カフェに入り、
軽めの食事でクロックムッシュとアルザス特有のタルト・フランベを各々頼みました。
食事が終わり、席を立とうとすると デザートがつくとの事。
大きなエクレアとコーヒーがセットで9€!
隣の席の白髪の美しいマダムが
「デザートがつくのは普通の事だ」と説明してくれました。
いろいろお話して下さり、「ご親切に、ありがとう」と告げると
「私たちは観光地で生活しているのですから」と。
ストラスブールは人にも その土地にも
何かとても豊かな物を観せてもらったように思います。






Déjeuner 27.Janvier
[Musée Jacqmart-Andre ミュゼ・ジャックマール・アンドレ]
今回とても行ってみたかったところ。
銀行家のエドワード・アンドレ、アーティストのネリー・ジャックマール夫妻の
邸宅に美術品のコレクションを展示した美術館。
美しいお部屋にうっとり。2階へ上がる階段の壁画は光を浴びて 幻想的です。
お庭に向かうサロン・ド・テはダイニングに使われていた場所。
サラダや軽めのお料理が豊富。
大切な人と訪れたい場所です。



Diner 28.Janvier [Le Petit Verdot ル・プチ・ヴェルドー]
水嶋さん、高桑さんとの最後の夜、
サン・ジェルマン・デ・プレ近くの ル・プチ・ヴェルドーへ行きました。
友人に教えてもらい 行ってみたかったお店です。
日本人シェフソムリエの石塚さんが迎えて下さり、
お1人でテキパキと1,2Fのテーブルを切り盛りされていました。
お料理は身体が喜んでいると感じるくらい、美味しかったです。
選んでいただいたワインも



後日、すばらしい貢献をされている方とお聞きしました。
Parisに行く機会があったら また行きたいお店です。


Déjeuner 28.Janvier [Da Rosa ダ・ローザ]
サン・ジェルマン・デ・プレに有るエピセリー。
スペイン産の生ハム、サラミや食材が美味しく、
1Fのカフェや2Fのレストランでそのお味を楽しめます。女性にはうれしいメニュー。
バラの絵柄をあしらったパッケージが美しいソーテルヌ風味のレーズンチョコ、
ピリッと辛いアーモンドチョコ 帰国後、Parisを思い出すひと時におすすめです。
日曜日 [Marché Raspail マルシェ・ラスパイユ]
今回、ボンマルシェの近くのラスパイユのマルシェに行くことが出来ました。
Bioの新鮮な野菜は鮮やかに 乳製品などたくさんの店が並んでいました。
質の良いオーガニックのオイルやバスソルトも販売するお店が有って とても魅力的。
多くの人が普通に買い物をしていて、食に対する意識の高さを感じました。

Diner 29.Janvier [Au pied de Coushon]
Ionia 藤井さんから教えてもらったお店。
「豚の足」という名の通り 豚の足の料理が有名なビストロ。
お店のいたる所にブタのモチーフ。入口扉の取手もブタの足。
ギャルソンさんもこころなしか そう見えてしまいますが、
お客さんを楽しませようとする気持ちが伝わります。
コーヒーに付くブタのメレンゲ、喜んでいたら朝食用にもくれました。



Diner 3.Février [Passage 53 パッサージュ サンカントロワ]
パッサージュの中にあるレストラン。
パスカル・バルボ氏の元にいらしたシェフ、
佐藤さんのお料理は素材重視の繊細な物でした。
お料理の数は多かったように思います。
今回の旅は一緒させていただいた方々に恵まれ、個人ではできない経験をし、
友人たちから教えてもらった情報や その声に後押しされ、 沢山の体験をしてきました。
また、Franceの街ですれ違う人々から温かな気持ちをもらい、
食や生活を楽しむフランス人にパワーをもらったように思います。
この場をお借りして みなさまにお礼申し上げます。
読んで下さり ありがとうございました。
料理写真を撮る 無礼をお許しください。
小林
またすぐにでもパリに行きたくなりました。
ホテル編も楽しみにしております。