「デコオフ」へ いざ!
21日はホテルの移動から始まりました。午前中もメゾンに行く予定でしたが順調に視察と買い付けが終わり、自由行動となりました。角田さん、高桑さん、細井さん、小林さんと5人で「デコオフ」へ。
2010年よりエディトゥールに出展していたトップエディターたちが、パリ市内にあるそれぞれのショールームを使ってイベントを同時開催する、「デコオフ」という形を取るようになりました。
最初はSAHCO、お城のような会場と通常のショールームと二カ所で展示されています。
SAHCOならではの手の込んだファブリックスにうっとりしながら、JAB,FISBAと、通りをウィンドウショッピングよろしく 楽しみながら見て廻りました。今年のデコオフは「シネマ」がテーマで各ショールームいろいろ趣向を凝らしていました。
FISBAは女優になったバービー人形がディスプレイされていたり、他のショップではフィルムが上から掛かっていたりと知恵を絞っています。
途中パリ市内に約20のパッサージュが残っていますがその中でも美しいGALERIE VIVIENNEを通り抜けメトロでサンジェルマン・デ・プレへ。この パッサージュは1823年建築家のドラノワにより作られ、1974年歴史的建造物に認定されています。
カフェ・ドゥ・マゴでサーモンサンドイッチとニース風サラダをシェアして軽いランチを取り、サンジェルマン地区のデコオフへ。
途中にあったルイ・ヴィトンもカラフルでポップ!
ヨーロッパは不景気と聞いていたのに、ファブリックスは赤を中心に元気の出る明るくカラフルな色に溢れていました。 こんなことでは負けないという心意気が伝わる展示会だったように思います。
今年のテーマは赤?と思うほどどのエディターも赤、ピンク等暖色系が目立ちました。

このような中国を意識したような柄も
Nobilisでマナの方にお目に掛かり、Osborne&Little ではイオニアの齋藤社長にバッタリお会いしました。
新商品の展示会は使う私たちもこれからどんな物が発売されるのか本当にウキウキしてきます。
Kinnasand, JimThompsonを見てデコオフを後にしました。
JimThompsonはとても変わったモニュメントで目を引きました。
以前はタイシルクというイメージが強かったのですが、イメージチェンジがされていました。
これで満足してホテルに戻る私たちではありません。エルメスの新しい業態、ライフスタイルを展開しているショップを見学に行きました。木でできた鳥かごのようなイメージです。
早速カフェコーナーへ。床のモザイクタイルをイメージしたカップソーサー、紅茶のポットは鋳物でした。この鋳物のポットはいろいろなところで目にしました。パリでも和テーストはかなり浸透しています。

ホテルに戻りシャワーを浴びディナーへ。 明日はいよいよロンシャンです。
IIDA Professional Member 真柄 則子
posted by IIDA日本支部 at 06:42|
パリ視察旅行
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