2014年06月02日

Rainbw Project 2 を振り返りまして


Rainbw Project 2 を振り返りまして、久々にblogを更新させていただきます!


2012年12月、恵比寿で行われましたXmasイベントよりRainbw Project 2 の具体的な活動を始めました。
当初は、子供たちの笑顔の為の虹の架け橋となるべく、支援先を保育園として幾つか検討しておりました。
担当レベルでのミーティングを重ね、震災から2年を経て、私たちの支援を必要としている園は見えにくくなっておりました。

そんな中、縁あって南三陸ミシン工房さんの活動を知り、震災の津波による被害にあいながらも家族や子どもの為、ショックから立ち直ろうと必死でミシンに向うお母様たちを支援していく事に決まりました。

IIDA Japan Chapter の30周年のイベントでは、会員に私達が取扱う素敵なファブリックの端切れなど寄付を集い、その端切れを南三陸に届け縫製を発注し、一針一針丁寧に縫われたポケットティッシュをセミナーでお配りしました。
また、マルシェを開き南三陸ミシン工房さんのグッズを販売。なんと、全て完売すると言う支援ができました。
そして、セミナーなどで皆様にハッピーツリーにご協力していただきまして、昨年末に竣工した、南三陸ミシン工房さんの新しい拠点となる工房に、布のアイロンと裁断に活躍するバキュームアイロン台を寄贈することができました。

新しい工房の見学と南三陸の今を知る為の現地視察ツアーを計画しておりましたが、工房の竣工が大幅に遅れ雪が降る季節となってしまった為、一先ず延期とさせて頂きました。

震災の影響から交通も寸断されている地域なので、現地視察もなかなか難しいと感じておりますが、会員の皆様にご案内できるよう努力して参ります。



さて、先日久々にRainbw Projectのミーティングを開催致しました。
『これまで』と『これから』のRainbw Projectについて話し合いました。

まだまだ、私たちの支援を必要としている東北の子どもたちに笑顔を届けなくてと思います。

その笑顔の為にもうひと頑張り致します。

ミーティング.JPG


今後のRainbw Projectに、ご注目ください。


Rainbw Project 担当 : 原口、渡邊
posted by IIDA日本支部 at 11:05| Comment(0) | Rainbow project | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月01日

「Rainbow Project」の輪が広がって

昨年からJapan Chapterは「南三陸ミシン工房」を応援していますが、最近周りの人達に声を出して工房の存在を知らせることも大事だなと実感しました。

ある時工房の“Hung In There”とプリントされた「がんばっぺしバック」にお財布を入れて近所の美容院に行きました。お店の人が目ざとく見つけて「それ何?」というのでミシン工房の話をしました。するとそのオーナーが「それではいくつかレジの横に置きましょう!」と言ってくださいました。これを買ってくださった人はきっと東北に思いをはせてくれることでしょう。

また、私のクライアントのある病院に行った時、雑談の中でミシン工房の話をしました。
その病院は長年チャリティーバザーを開いていますが、今年はミシン工房の製品をバザーに出したいと企画してくださいました。そして、モノを売るだけでなくその存在を知ってもらうのも支援の一つということで、畳一畳分の大きなポスターを作成してくださいました。5月24日の五月晴れの土曜日に駐車場で食べ物の屋台などと並んでバザーが開かれ、たくさんの人たちが「南三陸ミシン工房」のことを目にしてくれました。
その写真をミシン工房さんに送ったら「今まで自分たちで開催したイベントでもこれほど大きなポスターを作ったことはない」と喜んでくださいました。

被災から3年たつと3月11日には黙とうをしてもあとはつい忘れがちになっているのではないでしょうか。
私達もいまだ厳しい状態の中で頑張っている南三陸の女性たちのことを思い出し、人に伝え、東北のことを忘れないようにしたいものです。

高桑
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ミシン工房の製品の数々と製作者の女性たちの笑顔
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来場者は若いパパたちもたくさん
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トートバッグや巾着、がんばっぺしバック
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マナトレーディングのファブリックを使ったオリジナルポーチや巾着
posted by IIDA日本支部 at 00:00| Rainbow project | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする